師走の心がけ 2021.12.6

一年のとらえ方はいろいろある。誕生してから一年は一歳。新しい年度、春が始まって一学年、一期。冠婚葬祭儀式儀礼から一年、周年、回忌・・・・・節目は一年の中に色々だ。

そんな中でも私は、12月が一番深い節目と感じている。深いという言葉は当たらないかもしれないが、新しい年を迎える意義を見つけようとしている12月は様々な思いが駆け巡る。立志した1年はどうだったのか一年を振り返って、また来年を模索する。毎日の繰り返しではあるが、俯瞰して自分を見つめる月に正直心は重い。やろうとしてもできない自分を見つけ、叱咤激励しモチベーションを上げながら快革の思いを鼓舞させる。

 昨年の12月はどうだったのかを記していくから、今の12月を知る。情緒的なこともあるが実りの秋を終えその成果を知り、冬は来年への希望と春への準備を進めるときである。

あっという間の師走は駆け巡っていく。だからこそ一つ一つ丁寧に検証することである。

全世界がコロナ禍によってどう変わったのか?どう進化したのか?答えは来年はっきりしていく。その中で、自分はどう変わっていくのかを見つけ覚悟しなければならない。

体制はあっという間に変わっていくから、ぼやぼやしていては流されていくだけ。

政治と経済は共産圏だろうが自由圏だろうが切っても切り離せない。そこに地球思想が進めば人類は共生の道を歩むことができようが、お金の権限はどんどん格差を生む。

自分領域の経済と共生の活動は自分なりにコントロールできるからこそ、しっかりと取り組む必要がある。

私の2021年は70歳に向けた指標が見えてきた一年でもあった。還暦を迎え60歳からの5年は一度シャッフルする必要を感じながらも、どこか腰が引けた達成感を感じた。

人生90年時代の突入である。60歳からの30年をどう生きるのか?イメージがなく、一区切りの人生を感じながら、とりあえず目の前の課題を克服するだけの自分に気づき悶絶した。こりゃ死ぬな・・・・・。目指すところの「もっと生きたい!」という最後を迎えられないと。今一度挑戦である。

いつも12月は心の中が走っている。

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